犬と猫のがんリスクを減らすためには?|予防と早期発見がカギ!|茨城県つくば市の『さくま動物病院』

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2024/07/03

わんちゃん,猫ちゃん,スタッフブログ

犬と猫のがんリスクを減らすためには?|予防と早期発見がカギ!

近年、犬や猫の高齢化やライフスタイルの変化、診断技術の向上など獣医療の進歩に伴い、がんと診断されるケースが増えてきています。
犬や猫が死に至る、1番の原因は「がん」です。がんは早期発見と早期治療が大切なため、定期的に健康診断を受けることが重要です。

今回は、犬と猫のがんリスクを減らすために予防できることをご紹介します。

適切な食事管理で予防

犬や猫が、がんを引き起こさないためにも、適切な食事管理を行うことが重要です。
特に酸化防止剤の入ったペットフードは、がんになりやすい成分が含まれていると考えられているため、注意しましょう。

また、肥満はがんのリスクを高めるため、適正体重を保つことも重要です。そのため、犬や猫の年齢や体重に応じた食事量を与えましょう。

運動してがん予防

前述したように肥満はがんのリスクを高めます。
そのため、犬や猫の健康維持やがんを予防するためにも、日頃から運動をさせることが大切です。

犬の場合、食事を与える前に散歩や運動をさせましょう。ただし、小型犬や老犬は熱中症になりやすいため、散歩や運動をさせる時は十分に気をつけましょう。

猫の場合、猫じゃらしやボールなどのおもちゃを使用し、運動量を高めるためには水平方向の動きだけでなく、階段やキャットタワーを利用した垂直方向の動きも取り入れると良いでしょう。

ストレスの少ない環境づくり

過度のストレスはがんの発症リスクを高めるため、注意が必要です。
ストレスを抱えている犬や猫は、食欲の低下や下痢などの症状が見られることもあります。また、自分の尻尾を追いかける、空噛みする、異物を食べるなどの異常行動が見られるケースもあります。

その他にも、避妊・去勢手術を行うことで、犬や猫のストレスを軽減することが可能です。

愛犬や愛猫がストレスを抱えている場合は動物病院を受診し、ストレスの要因を探し、改善してあげることが大切です。

健康診断でがんの早期発見

がんを早期に発見するためには、定期的に健康診断を受けることが大切です。
健康診断では、血液検査や画像検査を組み合わせることで、血液のがんや内臓のがんなどを発見することが可能です。

また、健康診断を受ける頻度については、若齢の場合は1年に1回、7歳以上の場合は半年に1回の実施を推奨します。

まとめ

犬や猫のがんは早期発見・早期治療が大切です。普段から愛犬や愛猫とスキンシップをとり、定期的に健康診断を受けることで、がんの早期発見につながります。

愛犬や愛猫に少しでも気になることがあれば、早めに動物病院を受診しましょう。


茨城県つくば市・牛久市・土浦市を中心に動物診療を行う

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