猫の診療|茨城県つくば市の『さくま動物病院』

猫の診療

猫の診療

Cat's treatment

猫ちゃんの診療

猫ちゃんの診療

当院では、猫の怪我、皮膚や歯、目、腫瘍・がん、心臓の病気などの治療に力を入れております。
愛猫の様子が普段と違う場合は、お気軽にご相談いただきますようお願い致します。

疾患・症状例

体調不良・怪我

猫は体調が悪いことを隠す傾向が強いので、飼い主さんが体調不良や怪我に気づいてあげられないことも多いのが特徴です。
普段と様子が違う場合は、お気軽に当院にご相談ください。よくある症状は、以下通りです。

  • 寝てばかりいる
  • 食欲が低下している
  • 段差を避けて歩く
  • 四肢を上げて歩く
  • 普段鳴かない様な声で鳴く
  • キャットタワーから降りてこない
  • ソファの下などに隠れて出てこない

皮膚の病気

猫の場合はノミが寄生して引き起こされる皮膚炎やツメダニ症など、様々な皮膚病になりやすいので注意が必要です。
その他、脂漏症や疥癬、白癬、アトピー性皮膚炎にも注意しましょう。
以下のような症状がある場合は、当院にご相談ください。治療以外にもノミ・ダニなどの予防治療も行っております。

  • 普段よりグルーミング頻度が高い
  • 後ろ足で頻繁に掻いている
  • 脱毛が生じている
  • 皮膚にノミやダニのようなものがみられる
  • 皮膚から異臭がする
  • 皮膚が赤くなっている
  • など

歯の病気

歯ブラシが苦手な猫が多いので、以下のような症状がある場合は、お気軽にご相談ください。
猫の歯の治療においても力を入れております。
なお、猫の場合は、歯周炎や歯肉炎の発症率が高いのが特徴です。

  • 口臭が気になる
  • 歯茎が腫れている
  • 歯茎に出血がみられる
  • 固いキャットフードを食べなくなった
  • 食欲が低下している
  • など

目の病気

当院では、眼球の内部検査ができるスリットランプを導入しております。
その他、眼圧(眼球内圧)を測定する検査も可能ですので、以下のような症状がみられる場合はお気軽にご相談ください。
猫も年齢を重ねると目の病気を発症しやすくなり、結膜炎や緑内障、白内障などの目の病気に注意が必要です。

  • キャットタワーや高い場所に登らなくなった
  • 高い場所に登ろうとして落ちてしまう
  • 家具などにぶつかる
  • など

腫瘍・がん

当院は、近年猫に多い腫瘍・がん治療にも力を入れております。
日本獣医がん学会に所属しており、定期的な検査も実施させていただいておりますので、以下のような症状がある場合はお気軽にご相談ください。
なお、猫に発症しやすいがんは、扁平上皮がんや肥満細胞種 、口腔がんなど数多くあり、がんの種類によって症状が異なります。

  • 食欲が低下している
  • キャットフードを完全に食べなくなった
  • 元気がなくなった
  • 普段以上に動かなくなった
  • 飼い主さんの近くに寄ってこない
  • 暗い場所に隠れていることが多くなった
  • など

心臓の病気

猫に多い心筋症を中心とした心臓の病気の治療についても力を入れておりますので、少しでも不安がある場合はご相談ください。
心臓の病気は特殊な手術が必要になるケースもあるので、以下のような症状がある場合は早めに受診をおすすめ致します。

  • 普段以上に猫が動かない
  • 咳をする
  • 暗い場所や狭い場所から出てこない
  • 腹水がある
  • 体がむくんでいる
  • 起き上がった時にふらつく
  • 食欲の低下
  • 疲れやすく動きたがらない
  • など

避妊・去勢

避妊・去勢

避妊手術・去勢手術のタイミング

猫の避妊手術や去勢手術のタイミングは、猫の種類や個体差によって適正時期が異なります。さくま動物病院では病気発症リスクなどの観点から、生後6ヶ月以降になった猫には避妊手術や去勢手術をおすすめしております。また、猫の場合は家具や壁を中心に向けて排尿する「スプレー行為」が生じやすいので、スプレー行為が生じる前に去勢手術や避妊手術をおすすめしております。

手術の流れ

手術の前に、猫の健康状態を確認させていただきます。問診、触診、視診などの診察・検査をさせていただいた上で猫が手術できる状態か判断致します。すぐに手術できるわけではございませんので、手術のご予約前に猫の術前検査のご予約をお願い致します。

避妊手術・去勢手術のメリット

猫の避妊手術や去勢手術は、予定外の妊娠を回避するために重要です。最近では室内飼育の猫が増えていますが、外に出る猫の場合は特に注意しましょう。また、発情期の身体的ストレス軽減に効果的で、乳腺腫瘍や子宮がんなどの病気の発症予防にも効果的ですので、当院では早めの手術を推奨しております。

ワクチン・予防接種

ワクチン・予防接種

混合ワクチン

当院では、3種混合、4種の混合ワクチンを行っております。
未然に防ぐことのできる病気は、ワクチン接種で予防してあげましょう。
なお、混合ワクチン摂取は子猫期の初回のみ基本的に2回行います。
それ以降については、年に一度摂取する必要があります。

猫白血病予防ワクチン

当院では、猫白血病ウイルス感染症予防のため、猫白血病予防ワクチンを実施しております。
未然に防ぐことのできる病気は、ワクチン接種で予防してあげましょう。

フィラリア&ノミ・ダニ予防

当院では猫のフィラリア&ノミ・ダニ予防も行っております。
猫は、ノミの寄生による皮膚炎やツメダニ症などの発症率が高く、フィラリアにおいては感染してしまうと内科治療だけでなく手術が必要になることもありますので、予防治療をおすすめします。