暑い日の犬との外出時に注意すべきことは?│熱中症に注意!|茨城県つくば市の『さくま動物病院』

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2023/06/16

わんちゃん,スタッフブログ

暑い日の犬との外出時に注意すべきことは?│熱中症に注意!

暑い日の犬との外出時には、熱中症対策を行わなければいけません。
本記事では、暑い日の犬との外出時に注意すべきことや暑さに対する対処法を解説していきます。

暑い日の犬との外出では熱中症に注意

犬は長い毛皮や被毛を持っているため、熱を蓄積しやすく熱中症になりやすい動物です。
熱中症は、過度の体温の上昇により、体内の水分や塩分バランスが崩れたり、体温の調節機能が働かなくなったりする状態です。


夏場などの気温が高い環境では、熱中症に注意しなければいけません。

熱中症になりやすい犬種

熱中症になりやすい犬種は、以下の通りです。


・ゴールデンレトリーバー
・ラブラドールレトリーバー
・シーズー
・パグ
・フレンチブルドッグ


大型犬や短頭種、体温調節が苦手な子犬は熱中症になりやすい傾向があります。


愛犬が熱中症になりやすい犬種の場合には特に注意し、それ以外の犬種の場合でも夏場の暑さ対策はしっかり行いましょう。

暑い日に犬と外出するときの熱中症対策

犬と一緒に遠出するとき

犬と一緒に遠出をする際、熱中症になってもすぐに対処できるように準備が必要です。
具体的には、以下のような準備をするようにしましょう。


・近くの動物病院を調べていく
・熱中症対策の冷却グッズを持ち歩く
・水分補給の水を持ち歩く


水分補給の水や暑さ対策のグッズを持ち運び、愛犬が熱中症にならないように万全の対策を行いましょう。

車で外出するとき

車を使って犬と外出するときには、以下の2点に注意して熱中症対策を行いましょう。


・エアコンで車内を涼しく保つ
・車の中で犬を一人にさせない


夏場の車内はとても高温です。
非常に熱中症になりやすい環境であるため気をつけましょう。

犬を室外で飼うとき

犬を室外で飼うときには、直射日光が当たらない日陰で風通しが良いところで過ごさせてあげましょう


リードが絡まり、移動できなくなる場合もあります。
十分な長さを確保するか、愛犬が脱走しない広い庭を自由に動ける状態にしてあげましょう。
また、夏場の木陰などは蚊が多数発生します
フィラリア予防は必ず行うようにしてください

散歩をするとき

夏場に散歩をする際には、散歩をするタイミングに注意しましょう。
太陽が出ている日中は、散歩に行くのを控えて、早朝か日が沈んでいる涼しい時間帯に散歩するようにしてください


また、外が暑い時間帯に外を歩くと、地面が高温のため肉球がやけどする可能性もあるので、なるべく日陰を歩かせるのがおすすめです。

まとめ

本記事では、暑い日に犬と外出する際の熱中症対策について解説しました。
多くの犬は、夏場の暑い環境が苦手です。
なるべく、暑さを感じない涼しい環境で過ごさせてあげるようにしてください。
熱中症にならないためにも、しっかりと対策をして暑い夏を乗り越えていきましょう。


茨城県つくば市を中心に犬・猫の診療を行う
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